【健康寿命】あなたは何年寝たきりで過ごしますか?
2010年の厚生労働省の調査で、
日本人の平均寿命は男性79.64歳、女性86.39歳と世界No1だ。
しかし、寝たきり(要介護)の期間も男性9.22年、女性12.77年と先進国の平均7年と比べて長い。
寝たきりになると誤嚥性肺炎を繰り返したり、床ずれができたり、関節がかたまって痛かったりと大変だ。
健康面に支障がなく日常生活がおくれる期間である健康寿命を長くし、出来るかぎり寝たきりの期間を短くしたいと思う。
では寝たきりになってしまう原因はなんだろう?
平成22年度の厚生労働省の国民生活基礎調査によると、下記の図の割合であった。
寝たきりになる頻度が多い順に対策を考えてみよう。
②認知症:アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症を予防する。
③衰弱:筋力が低下しないようにする。
④骨折:骨粗鬆症にならないようにする。
⑤関節疾患:筋力低下で関節が不安定になりより悪くなる。筋肉で関節を守る。
長年、寝たきりになる人たちをみていると、
突然寝たきりになるわけではなく、血管・筋肉・骨が徐々に老化していき、ある閾値をこえたところで寝たきりになってしまうようだ。
若いときから血管・筋肉・骨を大切にして、最期まで健康な人生を楽しむことを目指してみてはどうでしょうか。
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