『パーソナルゲノム医療』時代のはじまり

個人個人の遺伝子を解析し、それぞれに適した医療をする時代がすぐそこに

HealthData Lab  体験記No2

検体を提出して1ヶ月強、HealthData Labの検査結果が出ました。

 

マイページにログインすると、メニュー画像の下に

 

●あなたの遺伝子型の健康リスク

●あなたの遺伝子型の体質

●生活×改善 ポイントチェック

 

が表示されています。

 

メニュー画面

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◉健康リスク

健康リスクをクリックすると96件の健康に関するリスク項目が表示されます。

各項目をクリックすると、病気の説明、発症リスク、遺伝子情報、発生頻度情報の説明があります。

 

発症リスクでは、日本人平均の何倍のリスクがあるか分かります。また、データの信頼性を★の数(最高★★)で確認することが出来ます。

 

遺伝子情報は、検査&評価したSNP(一塩基多型)が説明されています。

心房細動を評価したSNPは rs2200733 でリスクは1.68倍でした。

  

【病気の説明】

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 【発症リスク】

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【遺伝子情報】

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【発生頻度情報】

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◉検査会社の比較(心房細動)

🔴 HealthData Lab

評価しているSNP : rs2200733 

私のリスク : 1.68倍

私の発生頻度(80歳) :  7.4% (4.4%×1.68倍)

🔴 23andMe 

評価しているSNP : rs2200733 / rs10033464

私のリスク : 1.73倍

私の発生頻度(0−79歳) :  46.9% 

 🔴 Mycode

評価しているSNP : rs2634073

私のリスク : 0.64倍

私の発生頻度 :  記載なし

 

 

心房細動のリスクは、HealthData Labと23andMeの結果はほぼ一致していましたが、Mycodeではリスクが低いと評価されていました。これは評価しているSNPの違いによります。

 

また発生頻度は、リスクが同程度のHealthData Labと23andMeで結果が大きく異なりました。これは評価している母集団の人種(日本人と欧米人)や環境が大きく異なるためと考えられます。

 

 

実際どの検査会社の結果が一番近いのでしょうか?

 

残念ながら現時点ではそれは分からないと思います。

今後検査をする方が増え、ゲノムビックデータが構築&解析されるようになると本当の結果が視えてきます。

(参考 パーソナルゲノム医療の実現にむけて