大腸癌は便の検査(便潜血)で早期発見しよう!
最も早期発見が簡単な癌は?・・・ それは大腸癌!
しかも大腸癌は早期発見すればほとんどが完治するといわれている。
近年、欧米風の食生活が広がり、
動物性脂肪の過剰摂取と食物繊維の摂取不足により大腸癌は急速に増加している。
今後さらに大腸癌の早期発見が重要になってくるだろう。
◉大腸癌の特徴
ではなぜ大腸癌が早期発見しやすいのか。
それは大腸癌は大きくなった大腸ポリープにできるという特徴があるからだ。
基本的に小さなポリープに大腸癌は発生せず、直径が2cmを超えると大腸癌ができやすくなると考えられている。
一般的にがんの初期症状をみつけることは難しい。
しかし、大腸ポリープは出血しやすいという特徴がある。このため、便に血が混じってないか(便潜血)調べることによって、大腸癌の可能性があるかどうかがわかるのだ。
大腸ポリープを直径2cm以下の状態で発見できれば、お腹を切らずに大腸内視鏡で完全に取り切れる可能性が高い。お腹を切らずにすめば体への負担も軽くすむ。
遺伝的に若年齢で大腸癌になる家系の方以外は50歳以下で大腸癌になることは稀で、その後50歳を過ぎると徐々に大腸癌が増えてくる。
50歳を超えたら定期的に便に血が混じってないかを調べて欲しい。便潜血は簡単な検査でどこでも受けられるので、かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。