『パーソナルゲノム医療』時代のはじまり

個人個人の遺伝子を解析し、それぞれに適した医療をする時代がすぐそこに

23andMeが英国で遺伝子検査キットの販売開始

23andMeは英国で個人向けの遺伝子検査キットの販売を開始した。

(米国では2013年12月から販売中止:『23andMe販売中止』の教訓  )

 

23andMeの発表した情報(23andMe Brings CE Marked Personal Genome Service® to the UK)によると、

 

英国の研究倫理委員会は、23andMeのサービスを審査し、英国の顧客が23andMeの提供する世界最大級の遺伝子研究に参加することを承認した。

現在のところ、全世界で60万人以上の個人が、23andMeの研究に参加している。

 

英国は遺伝子研究の分野で世界的リーダーとみられていて、この分野でのイノベーションを英国政府も推進している。

23andMeも英国での遺伝子研究のプロジェクト(Genomics England’s 100,000 Genome project1)に協力していくという。

 

23andMeの最高経営責任者(CEO)である アン・ウォジツキ は、

 

『23andMeの使命は、個人個人が自分のゲノムを知ることが出来て、それを理解し、その恩恵を受けられるようにすることです。

 英国はゲノミクスの世界的リーダーであり、英国の人々のために、私たちのサービスを提供出来ることについて、非常にわくわくしています。』

 

と語った。

 

 

23andMeは、米国ではFDA(米国食品医薬品局)の販売中止命令を受け、疾患リスクを推定する遺伝子検査の販売を中止している。

しかし、政治や医学界に働きかけ、米国衛生研究所(NIH)やファイザーなどの製薬会社との共同研究は着実に進めている。

 

遺伝情報に基づくパーソナルゲノム医療の実現は、世界的な競争の中にある。

その中で23andMeが、遺伝子検査・診断のデファクトスタンダードを獲得しつつあると感じている。

 

 

日本では今年になって、DeNAライフサイエンスやYahoo!ヘルスケアなど複数の企業が遺伝子検査を始めている。

23andMeが日本で公式にサービスを始める日も近いのではないだろうか。 

 

 

パーソナルゲノム医療を実現するために、まずは日本でも質の高い遺伝子検査サービスが普及するように活動していきたい。

 

理想の未来を実現していくのは楽しい。

  

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