『パーソナルゲノム医療』時代のはじまり

個人個人の遺伝子を解析し、それぞれに適した医療をする時代がすぐそこに

たんぱく尿、それは腎臓の老化現象 〜尿検査のススメ

健康診断の尿検査でたんぱく陽性(+)と指摘されたことはありませんか?

 

尿検査でたんぱくがでる、いわゆるたんぱく尿は、健康な人でもたまになることがある。しかし、たびたびたんぱく尿がでていたら要注意。気づかないうちに腎臓の老化がしている可能性がある。

 

一般的に腎機能(濾過能力)は予備能力がとても高く、健康な人はその能力の10%程度で血液中の老廃物を尿として出している。

だから、なんらかの原因で腎臓が障害(腎臓の老化)していても自覚症状がでない。そして気づいたときには手遅れで、透析が必要になってしまう。

  

 

尿検査でたんぱく尿の有無を確認

尿は腎臓の糸球体(濾過膜)で濾過されてできる。この糸球体がなんらかの原因で障害されていると、たんぱく質が血液から尿にもれてしまう。

 つまりたんぱく尿は腎臓の糸球体がダメージを受けていることを教えてくれているのだ。そしてその状態が10年、20年続くと腎不全となる。

 

健康な人でも尿検査でたんぱく尿となることがあるが、

3回以上連続でたんぱく尿がみられたら一度かかりつけ医か、腎臓内科の医師に相談して欲しい。

 

透析が必要になると大変だ。なんとしても透析になるのは避けましょう!